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フォーチュンクエスト・デュアンサークの二次創作。現在更新停止。

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Mad scientist (FQ SS)

万葉さんから頂いたコメントを見て思いついたSSですvvv

FQ二次創作といえば的な「キットンの怪しいお薬」ネタwww








Mad scientist




やっと
やっとできましたっ!!
苦節○年(実際には1カ月ほどですが)苦労に苦労を重ね、研究に研修を重ね、ようやく新薬が完成しました!!
あぁ、やはり私は天才です!
こんなに素晴らしい薬を作ってしまえるのですからっ!!

さ、新薬ということで、売る前にまずは試験をしなくてはなりません。
今日は誰にお願いしましょうねぇ~?



「あー疲れた~!」
「トラップお帰りなさい」
「あぁ、たでーま」
「お水飲みますか?」
「おぉ、さんきゅ」
キットンから受け取った水をぐいっと飲み干す。
あ~生き返るっ!
6月といえどもう真夏の暑さだ。
冷たい水がめちゃくちゃうまい。
ほ~っとキッチンの椅子に腰かけ水のうまさに幸せをかみしめているとくらっと眩暈がした。
あぁ?
まさかもう夏バテか?
メールボーイとして一日中外で走り回ってるけどよ、これでも冒険者だぜ?
夏バテなんてなぁ~??
なんて思っていたら目の前にいたキットンが突然消えた。
「・・・は?」
びっくりして目をこする。
何度も瞬きしてみる。
きょろきょろとあたりを見回してみる。
が、キットンの姿が見えない。
「どうかしましたか?トラップ」
なぜか声はする。
前方から声が聞こえるからキットンは先ほどの場所にいるんだろうが・・・
「キットン、おめぇどこにいるんだ?」
「はぁ?」
「だから!どこにいるって聞いてんだよっ!」
「何をいってるんですか?あなたは。目の前にいるじゃないですか?」
目の前だと?
じぃーっと目を凝らして見るが、見えるのはテーブルとイス、シンクだけだ。
キットンだけが見えない。


トラップがおかしなことを言い始めました。
私がどこにいるかと聞いています。
・・・これはどういうことでしょうか?
「トラップ、もしかして私の姿が見えないのですか?」
「・・・あぁ」
真っ青になった顔で目を凝らしてあたりをきょろきょろしています。
・・・どうやら失敗したようです。
やはりそう簡単には作れるものではないのですね『透明人間になれる薬』というものは。
私はどうやら『人が見えなくなる薬』を作ってしまったようです。
こんな薬は需要なさそうですねぇ~
はっ!!誰でも見えなくなってるのでしょうか??
「キットンおめぇまさか・・・」
バタンっ
「ただいま~!」
ナイスタイミングでクレイがバイトから帰ってきました。
にこにことしています。
何かいいことでもあったのでしょうか?
「いや~八百屋の奥さんがさ、これよかったら~ってレンホーソーこんなにたくさんくださってさ!」
さすがマダムキラーです。
きっとバイト帰りに八百屋の前を通ったときに奥さんがいて、挨拶をしただけなのでしょうが・・・
それよりも・・・
ちらっと前をみるとトラップがクレイのほうを見て細い目をさらに細くしています。
「・・・クレイか?」
「ん?」
クレイがトラップを見てびっくりしています。
「お前、どこか調子でも悪いのか?顔が真っ青だぞっ!!」
「トラップ、もしかしてクレイも見えないのですか?」
私の言葉にコクンとうなずきました。
どうやら私だけでなくクレイも見えないようです。
あぁ、特定の人だけ見えなくなるならまだしも、これでは本当に需要がないかもしれません。
残念ですが高価買取は期待しないほうがいいですね。
あとは効果がある時間ですが・・計算上3時間ほどなのですかどうでしょうか?
観察すべくトラップをじぃーっとみていると・・・


「キットン!またてめぇの怪しい薬だろっ!!!」
勢いよく立ったせいで椅子が後ろに倒れた。
キットンの姿が見えない。
そしてバイトから帰ってきたクレイの姿も見えない。
それもキットンから渡された水を飲んでからだ。
つまり、これはキットンの薬のせいだ。
さっきの水に溶かされてたんだろう。
匂いも色もしなかったからコロっとだまされちまったぜ!!
「な、なんのことですか?!」
慌てている声がする。
キットンが座っているだろう椅子が後ろのほうにずれる。
椅子から下りて逃げようとしてるのだろうがそうは行くか!
急いで手を伸ばしてキットンがいるであろうあたりをつかむ。
「ぐぇっ!」
捕まえた。
「暴力はいけませんっ!」
「あぁ?!だったら何の説明もなく勝手に俺を薬の実験台にするのはいいのかよ?!」
「ど、どういうことなんだ?何があったんだよ?」
テーブルの向かいでクレイが慌てている声がする。
「キットンが!俺に変な薬飲ませたんだよ!」
「変な薬とはなんですか!変な薬とはっ!」
「変な薬を変だといって何が悪いっ!人が見えなくなる薬のどこがまともな薬なんだよっ!!!」


やはり人だけが見えなくなっていたのですね!!
あぁ!早くレポートを書きたいっ!
いや、しかしもう少し観察してからでないと・・・
しかしその前に命の危険が迫ってますね。
どうにかしてトラップの手から逃げないとっ
その時廊下のほうからパステルの声がしてきました。
「何かあったの~?なんだか騒がしいけれど・・・」
「あぁ、パステル。それがさ・・・」
トラップがパステルのほうを見ました。
怒りで赤くなってた顔がまた青く戻りました。
やはり彼女の姿も見えていませんね。
私を捕えている手が震えています。
かなりショックを受けてるようですね。。。
今のうちですっ!
トラップの注意がそれた瞬間を狙ってトラップの手から逃げました。
「あ!キットンてめぇ!!」
ふぅ~!
あとはキッチンの片隅でじぃーっとしていましょう。
彼は盗賊ですからほかの人よりも感覚が敏感ですからね、音をたてたりしないようにしなければ。
できれば気配も消したいところです。


くそぅ、キットンのやつに逃げられたな、こりゃ。
感覚を総動員させても奴がどこにいるかわかりゃしねぇ。
周囲をぎっと睨みながら顔を動かす。
「どどどどうしたのっ?!」
クレイの声がした隣あたりからパステルの声がする。
おいおい、マジかよ、パステルの姿も見えねぇのかぁ?
あいつの姿まで見れねぇとは・・・
「なんかトラップのやつ、キットンにまた変な薬を飲まされたみたいなんだよ」
「えぇーー?!」
クレイとパステルが並んで立っているんだろう。
同じような場所から声がする。
くそっ!
姿が見えないからあいつらがどういう顔して隣同士で立ってんのか気になって仕方ねぇっ!
「どんな薬を飲まされたの?」
隣からふわっと石鹸の匂いがした。
どうやら俺の近くまで来たようだ。
姿が見えない分感覚がいつも以上に敏感なようで、それだけで心臓がドキドキしちまった。
思わず一歩後ろに後退ってしまう。
「す、姿が見えねぇんだよっ!」
「は??」
「だぁら!おめぇも!クレイもキットンも!姿だけが見えねぇんだよ!」
「姿だけ見えない??」
「あぁ。椅子やらテーブルやら、そういったものは見える。ただ人の姿だけが見えねぇんだ」
「・・・キットン、この薬の効果はどのくらいで切れるんだ?」
クレイが心底呆れた声でキットンに話しかけている。
ということはキットンのやつはまだこの場にいるんだな
「おそらく3時間かと・・・」
声がしたと同時にそちらを見たが、衣ずれの音も同時にした。
場所が特定されないように移動したのだろう。
・・・覚えてろよっ
「はぁ~・・・3時間、我慢するしかないな」
ポンと肩に手を置かれた。
この手はクレイだな。
「そうね。じゃあ私は原稿に戻るわ。トラップ、がんばってね!」
・・・何を頑張ればいいんだよっ
「俺、そろそろ夕飯作る。できたら呼ぶから」
うぉっ!!!ノルいたのかっ?!
無口なやつだから気付かなかったぜっ
し・・・心臓に悪いっ!
「・・・寝てくるっ」


ドタドタと乱暴に足音を立てて2階へ行く音がしました。
はぁ~・・・
「おい、キットン」
「は、はい」
「今度はどんな薬を作るつもりだったんだよ」
つもりだったんだよって、私が失敗することが前提ですか。
「・・・透明人間になれる薬を開発中だったんです」
「透明人間??」
「えぇ。でも実際は飲んだ人が透明になるのではなかったですが!ぎゃはははは」
「笑ってる場合か!」
ゴチン!
クレイに叩かれました。
「ねぇ、キットン。解毒剤とか作れないの?」
「解毒剤作ってる間に効果が切れると思いますよ」
はぁぁぁ~っとクレイとパステルが大きなため息をつきました。
ノルは困った顔してます。
「まぁトラップが人の姿が見えないだけで我々には何も影響ありませんからね!」
「「キットーーーン!!!」」


慌てて自室に戻ります。
はぁ~
今回の薬は上手くいったと思ったのに。
やはり新薬を開発するというのはなかなか難しいものですね。
ですが、とても楽しいものです!
次はどんな薬を開発しましょうか・・・
ぐふふふふ・・・・・





end




万葉さんのコメントでは「トラが透明人間になる」だったのですが、書いてるうちにトラ本人が透明人間になるのではなくて、トラが人の姿が見えなくなる薬になってしまいました^^;
すみません~n















*おまけ*




あー!面白くねぇ!!
俺様としたことがキットンにだまされるなんてっ!!
こんな時は寝ちまうに限るっ!
自室のベットで横になる・・・
が。
まてよ。
一人でいるのってやばくねぇか?
姿が見えないっということは、俺が寝てるすきに誰か入ってきたらわかんねぇんだし。
寝てたらそりゃ普通の状態でもわからねぇが・・・
今の状態ではそれは怖いぞ!
特にキットンの野郎、何するかわからねぇからな!
結果を観察するために俺が寝てる隙に部屋に侵入して、俺が起きてからもじぃーっと俺を観察してそうだ・・・
ぞぞーーっと寒気がする。
一人でなんていてられねぇぞっ!
がばっと起き上がり、パステルの部屋へ行く。
とりあえず聞き耳を立てるがまだ部屋に戻ってきてないみたいだ。
念のために軽くノックをするが返事がない。
バタンとドアを開けてベットに直行する。
原稿するって言ってたからな、もうちっとしたら戻ってくるだろう。
あいつと一緒だったら安心だろう、多分。
目を閉じるとますます感覚が敏感になるのがわかる。
枕やシーツからあいつの匂いとルーミィとシロの匂いがする。
心の底からほっとする匂いだ。

トントントン・・・
階段を上る音がしてドアを開ける音がした。
「きゃっ!」
俺がベットにいるのにびびったんだろう
「・・・うるせぇ」
「ちょっと!なんであんたが私のベットで寝てるのよ!それも私がいないうちに勝手に入って!!」
「うるせぇなぁ~。姿が見えねぇんだぞ?一人で寝てたらまたキットンのやつに何されるかわかったもんじゃねぇだろ」
「別に私の部屋じゃなくてもいいじゃない。自分の部屋にいたらクレイも戻ってくるでしょう?」
そうなのだが、おそらくあいつは薬の効果が切れるまでは部屋に戻ってこないだろう。
・・・俺の八つ当たりを恐れて。
「・・・寝る」
いつも通り帽子を顔にのせる。
「もうっ」という言葉とともに小さなため息と椅子を引く音が聞こえた。
あーーーー!
いつもなら帽子の隙間からちらっとあいつが見れるのに。
ふわふわと揺れるやわらなかあいつの髪を見て幸せに浸れるのに。
透明人間になれる薬を作ったっていってたくせになんで姿が見えなくなってる薬なんだよ!
俺じゃなくてあいつが透明人間になっても仕方ねぇだろうがっ!!
俺が透明人間になったら・・そりゃあ・・・
ま、男が一度は夢見るようなことをだなぁ・・・
・・・
・・・・
・・・・・なんてあほなことを考えてたら虚しくなってきたぜ・・・
寝よ・・・

しばらくしてから
ぎしっとベットがきしむ音がした。
頭のあたりが沈む。
ふわっと頭をなでられる感触がする。
なんだ、これは?
眠気でぼーっとする頭で考えるがわからねぇ。
ゆるゆると腕を動かして帽子を取る。
重い瞼をゆっくりと開けて、目を動かしてあたりを見るが、相変わらず見えるのは壁や天井、家具とかだけ。
さっきの感触は気のせいか?
それともまだ薬が切れてないのか?

「・・・トラップ、見える?」
耳のすぐ近くで声がした。
瞬時に目が覚めた。
・・・これってすぐ近くに、本当にすぐ近くにいるってぇことだよな?
「・・・パステル?」
「まだ、見えないんだ」
「・・・あぁ」
「そっか。もう3時間たったんだけどな」
一度戻した腕を再度持ち上げる。
あいつがいるだろう場所に腕を動かす。
なにか捕えた。
引き寄せると胸にズシリと重み。
「ちょっ!トラップ何するのよ!!」
「ん・・・これ、おめぇか?」
「ホントは見えてるんじゃないでしょうね?!」
体の上でもぞもぞと動くものを感じる。
捕えたのはパステルか。
この重みはパステルだ。
「は、離しなさいよっ!」
・・・何やってんだ、俺は。
ぱっと腕を離す。
どんな顔してるだろう、あいつ。
きっと顔を真っ赤にしてむすっとこちらを睨みつけてるんだろうなぁ
クククと笑うと
「な、何笑ってんの?」
と、今度は心配そうな声がした。
「さぁね~?」
にしても。
一体いつになったら薬の効果は切れるのか。
「・・・くそ、キットンのやつ3時間で切れるって言ってたくせにまだ切れてねぇじゃねぇか」
「だね」


結局薬の効果が切れたのは翌日の朝だった。
バイトに行く前にキットンをぼこぼこにしたのは言うまでもない。




end





トラップお疲れさまでしたw

かわいい彼女の姿が見えないのは辛いだろうなーと思いつつwww
なんだか最後はちょっと甘くなってしまいました^^;
なんだか後半は恋人設定っぽくなってしまいましたが違いますw
うちはトラ→パスです。
トラ→→→パスですwww
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Comment

早速 

今晩ゎ!いや~キットン最高ですね!でもちょっとトラップ可哀想…(T_T)…な・ん・て・ね☆( ̄∀ ̄)甘い!③(言いたかっただけ♪)オイシイ思いはまだ早いょ!逆にトラップがアワアワしてる方がオモシロイヨ!(o^∀^o)b でもやっぱり公表はしないものの、実はお風呂でバッタリvとか着替え中にバッタリwとかはあるんでしょうね~!トラップの場合、透明化しなくても外の木からいつでも覗けるような気がする;それを邪魔するルーミィvそんな様子を木の下から見てるのはノルとか(笑)オーシだったら大爆笑もんですね!

今回のキットンの動きを想像するだけで笑いが…(((>ω<)))

次回作も楽しみにしてますね!
  • posted by 万葉 
  • URL 
  • 2010.06/27 20:56分 
  • [Edit]

万葉さん♪ 

いつもありがとうございますvvv

結局トラが透明人間にはなれませんでしたがトラいじめはできて楽しかったですw
キットン大好きですwww
原作でもさりげなくトラップいじめてくれますからw
原作ではまだないですけど「ばったり」ありそうですよね!同じ部屋で寝たりしてましたからねー!
絶対に1度くらいはありそうなんですけどw
「エマ事件」があるくらいですから!
個人的にはクレイあたりが「お風呂ばったり」したことあるんじゃないかなと予想したりw
トラはルーミィに邪魔されて「ばったり」すらさせてもらえないのではないかと(←希望w)
どこまでトラいじめたいのでしょう、私はwww
オーシ!ネタ探しにやってそうですねっwww
特にトラにギャンブルで負けた次の日とかはwww

次もトラいじめ頑張りますwwww
  • posted by tomo西村 
  • URL 
  • 2010.06/29 06:15分 
  • [Edit]

 

そんなにオイシイ思いができないところが
キットンの薬の良いところ♪

でも、ちゃっかりドサクサにまぎれてギュっしちゃってるしvv
見えてないトラ視点なのでどんな構図か妄想が広がります(´∀`)

実際透明人間になれるより、
人の姿が見えなくなるほうが現実的にはありえそうですね~!!
ある種の幻覚剤的な??そんなあやしげなキノコを配合しちゃってそう。
トリップしちゃわないのかと少々心配です。
まさにMad scientistキットンですね(^^;



  • posted by sawa 
  • URL 
  • 2010.06/30 18:57分 
  • [Edit]

sawaさん♪ 

いつもありがとうございますvvv

キットン薬は二次創作するファンにとっては夢のようなものwww
それでオイシイ思いなんてそうそうさせてあげませんw
でも全くないとかわいそうなのでちょっとはいい思いさせてあげますが^^;
(ヘタレ空回りトラも好きだけど、かっこいいトラも好きなのでw)
でも書けば書くほどキットンがますます怪しい人になってしまうのでちょっとかわいそうかなと思ったりw

好きな人の姿が見えないっていう辛い感情をもうちょっと表現したかったかな・・と反省。
ですが、そうするとシリアスになるのでダメですね^^;
またキットンの薬ネタ、やりたいですwww
  • posted by tomo西村 
  • URL 
  • 2010.07/02 05:03分 
  • [Edit]

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西村とも

Author:西村とも
現在更新停止中。
詳しくは「ごあいさつ」にて。

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