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フォーチュンクエスト・デュアンサークの二次創作。現在更新停止。

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忘れられた館2(FQ SS)

1000HIT感謝SS『忘れられた館1』の続きです。










「ひゃー!でかい屋敷だな!」

重厚な扉を開けて私達は中に入った。
一番最初に入ったトラップがあちこちをチェックしながら片手でお前たちはまだ動くなと制している。
貴重なマジックアイテムを盗まれないように罠がたくさん仕掛けてあるって言ってたもんね!
チェックが終わるまでじっとしてなきゃっ

その間にキョロキョロと見回す。
玄関から入って真正面に2階に通じるであろう大きな階段があり、階段の横には2つの扉がある。
大きな階段を上ったさきには3つの扉があるのが見えた。
大きなお屋敷だけど部屋数はあまりないみたい。

「おい!マッピング忘れるんじゃねぇぞ!」
「わ、わかってるわよ!」
ふぅ~危ない、危ない。忘れるところだった!
ノートとペンを取り出す。
「どうだった?」
隣からクレイがノートを覗きながらトラップに話しかける。
「あぁ、今のところ罠はないな。モンスターの気配もしねぇ」
「うん。でも油断は禁物だ。気を付けて行こう」
「そだな。・・・んじゃマッパーさん、どこから行こうか?」
私のノートをチェックしながら聞いてきた。
えっと・・・
「じゃあ右の扉からいく?」
「らじゃ」


「開けるぞ」
ぎぃぃぃぃぃ・・・
むわっとした空気にちょっと気持ち悪くなる。
カーテンが閉められていないようで眩しいくらいに明るく、そのせいで部屋の中の温度が上がっていて暑いくらいだ。
「ここはどうやら客間のようですねぇ~。余計な家具が一切ありません」
「そうみてぇだな。これといって怪しいものもない」
「じゃあ隣、行ってみようか」
またトラップが先頭にたち今度は左側の扉へと向かう。
ふと下を見るとシロちゃんが首をかしげていた。

「シロちゃん、どうしたの?」
「あ、パステルおねえしゃん・・・何かおかしくないデシか?」
「え?おかしい?」
「はいデシ。でも・・・何がおかしいかわからないんデシけど・・・」
そういえば・・・
「ねぇ、トラップ!ちょっとおかしくない?」
「・・・だな」
「え?何がおかしいの?」
クレイがわからないという顔をしている。
うん、わかる。
私もシロちゃんに言われるまで気づかなかったし・・・
「この館ってさ、もう随分前から空き家になってるって言ってたでしょ?」
「あぁ、オーシも言ってたしシナリオにも書いてあるよな」
「そう。罠もいっぱいだしモンスターも出るって書いてたでしょ?」
「あぁ!そうです、そうですよ!」
うわっ!びっくりした!
キットン!いきなり大きな声出さないでよぉ~!
「そうですよ、クレイ!ここは長年空き家だったんです!しかも貴重なマジックアイテムがあるとかで罠もありモンスターもありで、たくさんの冒険者が訪れているはずなんです!」
「そうそう!」
思わずキットンと手を取り合い二人でぴょんぴょん跳ねる。
「しょおしょお!」
隣でルーミィもシロちゃんと一緒にぴょんぴょん跳ねてる。
「それなのに、そういった形跡がひとつもないんですよ!!」
「あ!」
「ったく、気づけよなぁ~!」

そうなの。
確かに空気は淀んでいるし、埃ひとつない!ってわけではないんだけれど、長年空き家・・・のわりにはクモの巣とか全然張ってないし、埃まみれというわけではない。
たくさんの冒険者たちが訪れているはずなのに罠が解除されたような形跡やモンスターと戦ったような跡もない。
ごくごく普通のお屋敷で・・・そうだなぁ~・・・まるで・・・
1週間くらい旅行に行ってて家留守にしてましたって感じなの。

「つい最近まで誰か住んでたのかしら?」
「いや、それはねぇな」
いつの間にか左の部屋に入っていたトラップが言った。
「あっちの部屋はキッチンだけど最近使用したような形跡は一切ないな。だがやっぱりさっきの部屋や玄関ホールのようにきれいにされてある」
覗いてみると確かにきれいだ。
ここのご主人(もしくは奥さん)の趣味かな、アンティークっぽい食器がたくさん並んでいる。
ぱっとみた感じでは調理器具もかなりそろってるみたいで料理好きだったんだろうなというのがわかる。
そのどれもがきれいな状態だった。
「なんだか聞いてた話とは全然違うよな」
「そうですね。・・・本当にこのお屋敷で合ってるんですか?」
「え?あ、合ってる、合ってるよ!だってほら!」
疑わしい目を向けるみんなに地図を見せる
「ほら、ここでしょ?」
「あぁ・・・確かにここだな。合ってる」
「間違いねぇな」
良かった~!内心焦ってたんだよねっ
もし間違ってたらどうしようって!
だって、ほら・・・私、ちょっと方向音痴だから・・・とほほ。
「・・・これもチャレンジした冒険者たちの記憶がないことに関係しているんでしょうか?」
「どうだろうなぁ~。だけど、きれいなわりには生活感がない。最近まで人が住んでたようには思えねぇな」
う~ん。

「とりあえず、他の部屋も見てみよう」
私達は再び玄関ホールに戻る。


罠があるとかモンスターが出るって聞いてたのにそういったことは全然なくて。
それどころかつい最近まで誰かが生活していたようなきれいさ。
カーテンは開けられている上、日当たりもいいからどこの部屋も明るい。
でも最近まで人が住んでたような気配というか・・生活感はまったくない。
だからこそ、余計に気味が悪かった。
あぁー!早く帰りたいっ!

私たちは意を決して、玄関ホールにある2階へと続く大きな階段をゆっくりと登って行った。








続く







あとがきは続きに・・・









おまけをつけないのであとがきを続きに書いてみました^^

原作的には屋敷の「おかしいところ」に最後まで気づけないのはパステルだと思うのですが、ここはあえてパステルにしてみました。
女の子だし~最近の彼女はさえてるのでvvv
クレイ、ごめんね。大好きよw


ひらめき・・・これって彼女の今後になにか関係してくるのかな~と思ったりもするのですが・・・
パーティの頭脳担当ってトラップとキットンで決まり!みたいな感じでもあるし~・・・
どうなんでしょうね?
たまーに「パステル、デュアンの子孫」説って聞くけど、もしかしてあり得るのかしらwなんて。

それにしても・・・

どうにも長くなりそうな予感です・・・orz
自分で自分の首を絞めるのが得意です、私・・・^^;
余計なこと書かなきゃさくっと先に進めてもう少し短くできるのになぁ~n
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